お味噌と醤油というのは、日本独特の食品です。お味噌はダイズと塩と麹菌をあわせて発酵させたものです。発酵することで、ダイズのタンパク質が、吸収しやすくなるアミノ酸に変化しています。強精・強壮効果の他にも、健脳効果もあるとのこと。

お味噌には、お米に含まれていない必須アミノ酸が含まれています。お味噌とご飯と組み合わせたら、栄養的にはとても優秀ということです。醤油も、ダイズと小麦、塩、水と麹菌を混ぜて発酵させて作ります。これも日本独特の発酵食品です。

高い健康効果があることがわかっているのが、醤油に含まれているアミノ酸や香りの成分です。人間にとって塩分というのは、なくてはならないものです。血液には海水と同じくらいの塩分バランスがあります。塩分を急速に失ってしまうと疲労やめまい、嘔吐といった症状が現れます。

その昔、銀山などの激しい肉体労働をしていた人たちが、疲労の末に亡くなることがあまりに多かったことで、調べたところ、汗で身体の塩分が流れ出ていたということがあったそうです。

塩飴や塩を舐めることを推奨したことで、体調の急変ということが無くなりました。今は夏など汗をかく季節などは塩飴や塩分が入ったスポーツドリンクなどがあります。塩分というのは、取りすぎると高血圧などの生活習慣病になったりします。取りすぎた塩分は汗で流すようにしましょう。湯船につかって汗を出すのもいいと思います。

塩分というのは一日10gまでと言われていますが、主治医などと相談して自分にあった塩分を摂りましょう。味噌というのは、カリウムやカルシウムが豊富です。醤油には殺菌作用や利尿、解毒作用もあります。上手に取り入れて美味しく野菜を食べましょう。

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