卵は、昔から精が付く食べ物として重宝されてきました。実際にも卵というのは、栄養素がとても高いタンパク質を含んだ食材です。

卵の白身のタンパク質は高い抗菌作用を発揮する成分が含まれています。また、卵白というのは、食欲を抑制してくれるそうです。これは食べすぎから起こる肥満防止に役立ちますね。

卵黄に含まれるリン脂質というのは、脳細胞や神経細胞の成分になっています。これは、知能や記憶力の向上、老化の予防に不可欠な成分といえます。また、リン脂質のひとつであるレシチンというのは、体内に吸収されると、コレステロールを減少させる作用を発揮してくれます。

卵は、一個に約300mgのコレステロールが含まれています。これが高コレステロール食品と言われる所以です。なので、高脂血症や動脈硬化の疾患がある人は、避けたほうがいいと言われていました。これが、レシチンによるコレステロールを低下させる作用と、血中の脂肪を減少させる不飽和脂肪酸も多く含まれているということで、悪影響はないと言われるようになりました。

卵を食べると薄毛にもいいと効いたことがあります。ノン脂質というのは、記憶力、知能の向上や老化防止というのが期待できます。

レシチンはコレステロール抑制をしてくれ、良質タンパク質で食欲抑制、肥満防止につながる卵。昔、卵ダイエットというのが流行りましたが、卵だけというのはダメですが、野菜と組み合わせて卵を積極的に食べるとダイエットにとてもいいと思います。

新鮮な玉子の見分け方は、水に入れるとわかります。水に浮くのが古い卵。沈むのは新しい卵です。割ってみると、黄身が盛り上がっていると新鮮です。風邪の予防に卵酒を飲みましょう。

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